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アイドルネッサンス「17才」に見る瑞々しさ


アイドルネッサンス「17才」(MV) - YouTube

多くのアーティスト、俳優、お笑いタレントが所属するプロダクション、
2014年1月、(株)ソニー・ミュージックアーティスツが40年目にして初めて立ち上げたアイドルプロジェクト。
2014年5月4日の「アイドルネッサンス候補生初ライブ」を経て、正式メンバーが決定。
プロジェクトネーム「アイドルネッサンス」を正式にグループ名として活動を開始。

地下アイドルを中心に追っている浪人生の友人が以前、この動画へのリンクをTweetしていた。

あれは確か今年の夏だっただろうか。今思うと随分前の出来事だ。

特別ライブに足を運ぶようなことはないが、それ以来このMusic Videoの虜になっている。

 

このMVの何が私を夢中にさせるのか。

まずは選曲の妙に尽きる。Base Ball Bearの「17才」。17才というのは難しいお年頃だ。活気溢れる若さだけでなく、脆く傷つきやすい未熟さも併せ持っている。

この曲はタイトル通り、17才という年齢を全面に押し出した甘酸っぱさが残る。「檸檬がはじけるような日々」だ。でも「自分が自分でなくなりそう」な日々でもある。

そして、若さというのは"はじける"ものでなくてはならない。檸檬がそうだ。サイダーがそうだ。女子高生がSNSにアップするジャンプの写真がそうだ。

MVでのダンスの振り付けはそれを体現している。シンプルながらも大きな動作にこだわっている。

純白の衣装に包まれた少女たちが黒髪を揺らしながら踊る姿は、まさに"はじける"若さそのものである。

 

未だ次作のMVはアップされていないようだが、今後に注目されたい。